
余談だが、ゴールデンウイークはあまり関係ない。
フリーランスの為だ。
当、ブログは内容がかなり気紛れに変化してきたので購読者の方々には申し訳なかったのだが、当初は私のデザイン事務所の宣伝ブログだった。

旅・グルメ・御朱印・ペヤングそしてデザイン紹介。
色々書いてきましたがある日突然、妻から「離婚」を突き付けられそこで初めて妻の存在の有難さに気付いた。
そこで、自分の愚かさに気付き、自分を見つめ直し、深く反省し改善し、妻を始め今迄の人生に於いて私がお世話になった方々へ心の底から感謝の気持ちを再確認するために今回のテーマを書いる。
すべての人・物・自然・食物。
そして生きている事に感謝。
余談。

本編に戻る。
終わる始まる・ある男の誕生(Birth of a man)⑧無功徳(むくどく)
翌日、暗い気持ちで登校した。
いつもの待ち合わせ場所にYは来なかった。
更に暗い気持ちで学校へ向かった。
この日一日を短く書くと・・・
結局Yは学校に来なかった。登校すると後輩たちが駆け寄って来て私の体を気遣った。(腫れ物に触る様に・・)
そう、昨日の一件が完全に広まっていた。
普段、大きな顔をして学校内で好き放題していた私を煙たがっていた他のヤンキー達は、冷ややかな顔で見る。鼻で笑う。絡んでくる奴もいた。
だが、相手を殴る気力も出ず昼前には学校をふけていた・・・
学校に居づらいのと、放課後下校時にまた高校ヤンキーに絡まれるのが嫌だったからだ。
そして心は更に傷付き、荒んでいた。

何で、こんな目に合わなきゃいけないんだ。
兄貴に対して、Yに対して、後輩に対して怒りがこみ上げる。
服従していつも機嫌を取ってやったのに・・・
俺のお陰で、デカい面出来たろうに・・・
俺のお陰で他のグループの奴らに絡まれずに済んだろうに・・
やってやった、やってやった、やってやった・・・
「無功徳(むこうどく)」
決して見返りを求めない。
そんな、生き方をしていれば妻にもっともっと感謝できただろう。
それが出来ずに私の生活はドンドン荒んでいった・・・
そして、私の周りから一人また一人と去って行き気付けば一人になっていた。
結局、完全に孤立したまま中学生活は終わった。
終わる始まる・ある男の誕生(Birth of a man)⑧無功徳(むくどく)
次回に続く・・・

【ロゴ・漢字デザインの39デザイン事務所】
日本人にとって、日本語はもちろん無くては成らないもの。そして、日本語が持つ、言葉の力に励まされ頑張って来れたのだと思います。 もちろん私も、今までの人生に於いて、言葉に励まされた事は数知れません。言葉、ロゴを一文字一文字に、感謝の気持ちを込めて、お客様の為に 表現していきたいと思います!





