「妻がいるという事」
三章・愚行の果てに①再生

本当に長い休眠だった。
多忙を言い訳にすっかり更新しなくなっていました。

コロナの影響で全ての生活のリズムが変わってしまった。
仕事が意外と忙しくなった。
ソフトボールリーグが中止になった。
妻が自動車学校に通い始めた。
岩手沿岸~青森一人旅に出掛けた(3泊4日)。
そして、「3キロ太ってしまった」

終わる始まる・愚行の果てに①(再生)
自分の居場所を失う・・・
人生に於いて、かなりのダメージを追ってしまうのは間違いない。
抽象的な表現だが、突然異国に放り出されたかの如く孤独にさいなまれる様な寂しさ。
その地の言葉も分からず、生活習慣にも馴染めず。
いや、言葉も通じ生活習慣も変わらず。
自分の周りの環境は何一つ変わっていず、異国と比べれば全然辛くない筈なのにその時の自分には異国以上に毎日が辛い環境だった。

高校生にボコられた一件以来、自分の居場所を失いながらも何かを変えなければと毎日悩みもがいていた。
兄貴の威光を借りてノサバッテいたヤンキー道は完全にはやめられなかった。
髪はおとなしめに変えたがボンタンは脱げなかった。
自分なりの必死の抵抗、しかし親友Yとの関係は完全に終わっていた。

3年生になり一ついい事があった。
初めて同じクラスメイトになったM(女子)から告白された。
とても明るく、でも決して出しゃばらず気配りの出来る優しい子だった。
彼女の存在が励みになって進学校受験を決心した。
そして無事合格。
自分は男子校、彼女は同じ地区の女子高に通うことになった。
そして、忌々しかった中学生活から解放され、期待と希望を胸に彼女と高校生活がスタートした。

そして、兄貴は高3に進級した。
兄貴にボコられてから兄貴との関係もまた険悪なままだった。
と言うより、一方的に無視されていた。
たまに因縁を付けられて殴られもした。
逆らえず、ひたすら耐えるしかなかった。
ヤンキー校で有名なT校で派閥に背を向け先輩に媚びを売らず、日々苦境に立たされながらも耐え抜き兄は激成的変貌を遂げていた・・・
終わる始まる・愚行の果てに①(再生)
次回に続く・・・








【ロゴ・漢字デザインの39デザイン事務所】
日本人にとって、日本語はもちろん無くては成らないもの。そして、日本語が持つ、言葉の力に励まされ頑張って来れたのだと思います。 もちろん私も、今までの人生に於いて、言葉に励まされた事は数知れません。言葉、ロゴを一文字一文字に、感謝の気持ちを込めて、お客様の為に 表現していきたいと思います!
